離婚調停とは?流れと費用をやさしく解説
夫婦での話し合い(協議離婚)がまとまらない場合、次のステップになるのが家庭裁判所での「離婚調停」です。裁判と聞くと身構えてしまいますが、調停は調停委員を交えた「話し合いの場」であり、多くの方が弁護士なしでも利用しています。
離婚調停の基本
- 正式名称は「夫婦関係調整調停(離婚)」
- 相手の住所地を管轄する家庭裁判所などに申し立てる(和歌山県内なら和歌山家庭裁判所とその支部)
- 調停委員(男女2名が一般的)が双方の話を交互に聞き、合意を目指す
- 相手と直接顔を合わせずに話せるよう配慮されるのが一般的
費用と期間の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 申立手数料(収入印紙) | 1,200円 |
| 連絡用郵便切手 | 数百〜千円程度(裁判所により異なる) |
| 期間 | 1〜2ヶ月に1回のペースで数回、半年前後かかることが多い |
| 弁護士に依頼する場合 | 着手金・報酬で数十万円程度が一般的 |
調停自体の費用は数千円程度と、意外に少額で利用できます。
調停を有利に進める準備
- 不貞の証拠を揃えておく:調停は話し合いの場ですが、証拠の有無は調停委員の心証や相手の態度に大きく影響します。探偵の調査報告書は強力な材料になります
- 希望条件を整理しておく:慰謝料・財産分与・親権・養育費・面会交流について、希望と譲れないラインを書き出しておく
- 時系列メモを作る:夫婦の経緯や浮気発覚の経緯を時系列でまとめておくと、限られた時間で的確に伝えられます
調停不成立なら裁判へ。裁判離婚では「法定離婚事由」の証明が必要になり、不貞行為の証拠の重要性がさらに増します。調停段階から証拠を固めておくことが、結局は一番の近道です。